一般財団法人環境イノベーション情報機構
世界銀行と国際太陽光連盟、太陽光エネルギーの拡大で連携
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.07.20 【情報源】国際機関/2016.06.30 発表
世界銀行は、インドが主導し121か国が参加する国際太陽光連盟(International Solar Alliance)と、地球規模の太陽光エネルギーの拡大に連携して取り組むことに合意した。合意では、2030年までに1兆ドルの投資を動員することを目標としている。また、合意の一環として、世界銀行グループは手頃な価格の太陽光エネルギーの開発と導入への資金動員へ向けたロードマップを作成し、他の国際開発金融機関などと共に太陽光エネルギー開発を支援する金融制度を構築するという。また、世界銀行は太陽光発電への投資を拡大するインドの取組に10億ドル以上提供する計画も発表した。世界銀行が支援する準備中のプロジェクトとしては、屋根に設置する太陽光技術、ソーラーパーク用インフラ、革新的太陽光およびハイブリッド技術の商品化、太陽光に富む州のための送電線などがある。これらを合せると、世界銀行が太陽光事業に実施する国別の投資として、インドへの投資額が過去最高になると見込まれている。