ドイツ　環境問題専門委員会(SRU)が報告書「統合的環境政策のための衝動」を提出

　ドイツ連邦環境省のヘンドリックス大臣は、環境問題専門委員会(SRU)から、報告書「統合的環境政策のための衝動」を受領した。ヘンドリックス大臣は、「報告書では、重要な課題が我々の前にある限り、そしてそれを克服したいのであれば、環境政策は、さらに発展すべきだと明確にしている。全ての政策分野と全ての政策レベルは、これまでよりも深刻で複雑な環境問題に取り組まなければならない。一省のみ、または政治のみでこれらを達成できるわけではない。国、ヨーロッパ、世界において、ドイツが先駆者として政策を進めるよう、努めていきたい。同時に、他の政策分野を考慮し、連携して、進めていく」と述べた。SRUは、1971年に設立されて以降、連邦政府に助言し、重要な環境対策分野で進行中の政策について評価を行っている。