一般財団法人環境イノベーション情報機構
世界資源研究所など、再生可能エネルギー購入同盟を起ち上げ
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.05.26 【情報源】研究機関/2016.05.12 発表
世界資源研究所(WRI)、ロッキーマウンテン研究所、世界自然保護基金(WWF)、社会的責任のための企業団体であるBSRの4団体は、多国籍企業の再生可能エネルギーによる電力システムの変革を支援する「再生可能エネルギー購入同盟(REBA)」を起ち上げた。2025年までにアメリカ国内の企業に新たに60ギガワットの再生可能エネルギーの導入を目指す。REBAは、顧客、再生可能エネルギー供給者、公益事業者、政策決定者の市場障壁の克服を支援し、全関係者の協力を促進する。4団体は各々、再生可能エネルギーの確保を目指す企業ニーズに対応する。WRIとWWFは「再生可能エネルギー購入原則」により、企業の購買者に役立つ解決策を構築するために公益事業者と協力し、購入需要の集約やビジネスニーズの明確化に取り組む。BSRは、電力供給者、公益事業者、政策決定者と協力し、企業のデータセンターにおける再生可能エネルギーの利用拡大をその取組「フューチャー・オブ・インターネットパワー」を通じて推進する。すでに60社以上の企業がREBAのイニシアティブに参加しているという。