欧州環境庁、2016年の環境フォトコンテストのテーマは「都市」と発表

　欧州環境庁（EEA）は、例年開催している環境に関するフォトコンテストの2016年のテーマは「都市」だと発表した。都市は欧州市民の約75％が居住しており、文化、教育、医療、経済の中心となっているが、エネルギー、水、食料、廃棄物処理の需要を満たすために他の地域の資源に大きく依存している。多くの都市は、人口の増減や社会的不平等、汚染、交通などの課題に直面していると同時に、住民やビジネス、サービスが集積していることから資源効率を改善する機会があるという。こうした中、今回のフォトコンテストでは、健康的な環境のもとで良質な生活を送れる都市のあり方に関する写真を募集する。応募者は、１）都市における持続可能なライフスタイル、２）都市における移動、３）都市における余暇、のうち1つに焦点を当てた写真を応募する。優秀者には賞金が贈られるほか、写真がEEAやパートナー機関で取り上げられる可能性があるという。