アメリカ環境保護庁、ウォーター・センスプログラムの2015年度優秀パートナーを表彰

水･土壌環境】 【掲載日】2015.10.26 【情報源】アメリカ／2015.10.08 発表

　アメリカ環境保護庁（EPA）は、水利用の効率化を進める「ウォーター・センス（WaterSense）」プログラムへの参加機関の中から、2015年度の優秀パートナーとして17機関を表彰した。ウォーター・センスプログラムは、効率的に水を利用する製品、住宅、サービスを通じて国民に簡単に節水できる方法を提供することを目的としたもので、水資源の保護を推進するEPAの水質浄化規則に沿ったものである。また、節水は節電にもつながるため、地域社会の節電と温室効果ガス排出削減へ向けたEPAのクリーン電力計画の目標達成にも寄与する。今回の受賞機関とその他の1700以上のパートナー機関を合わせると、2006年以降、1兆1000億ガロンの節水と、217億ドルの水道および電気代の節約に貢献したという。EPAは「干ばつや水不足の問題が深刻化する中、受賞機関は水利用の効率化によって気候変動に対する回復力を強化する方法を示した」としている。【アメリカ環境保護庁】