ドイツ　国連持続可能な開発目標の承認を受け都市開発について審議する政府部会を設立

　ドイツ連邦政府は、連邦環境・建設省の主催のもと、関係各省で構成する部会「国・国際的視点における持続可能な都市開発」を設立した。これは、先ほど国連で持続可能な開発目標が承認されたことを受け、現在、そして未来の都市開発における持続可能な開発政策の重要性を世界、ヨーロッパ、ドイツ国内において高めることを目指すもの。同時に、持続可能な開発目標は自治体の参加なしでは達成できないことを明確にしていく。部会では、連邦政府内部の交流を活発化させ、自治体による持続可能な開発を支援していく。4つのワーキンググループが設置され、国連持続可能な開発目標を自治体レベルで実施する際の課題について解明し、国際的な都市化プロセスを審議し、研究・技術開発計画における交流を進め、デジタル化のチャンスやリスクなどスマートシティについて議論していく。ワーキンググループの最初の会議は11月初めに実施される。【ドイツ連邦環境省】