一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

クリア・スカイ・イニシアチブ法案を議会に提出

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2002.08.15 【情報源】アメリカ/2002.07.29 発表

 7月29日、ブッシュ政権は、大統領のクリア・スカイ・イニシアチブを実施するための法案が連邦議会に提出されたと発表した。同法案は、7月23日に議会下院に、7月29日に上院に提案された。
 クリア・スカイ・イニシアチブは、発電所からの汚染物質(SO2、NOx及び水銀)を約70%削減するという意欲的な計画。アメリカで最も効果的な大気清浄化プログラムであるといわれる1990年大気清浄法の酸性雨プログラムをモデルに、「キャップ・アンド・トレード」システムを活用する。これにより電力価格を上げずに、迅速にかつ費用効率的に発電所からの大気汚染物質を削減できるとされる。
 ブッシュ大統領は「アメリカは、過去30年間、清浄な大気に向けて著しい進歩を遂げてきており、どのアプローチが良く作用するかについて多くを学ぶことができた。今は、これを実践に移すときである。最も効率的な大気清浄プログラムの成功の上に、我々は21世紀の新しい大気浄化法を策定した」と同法案の意義を強調。「健康および環境上の利益をもたらすため、議会と協働するのを楽しみにしている」とコメントした。
【ホワイトハウス、EPA】
 
(ホワイトハウス プレスリリース)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク