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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、環境分野の職業訓練のため大学プログラムに19万2300ドルを助成

環境一般】 【掲載日】2015.06.09 【情報源】アメリカ/2015.05.22 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は環境労働力開発・職業訓練(EWDJT)プログラムの下、地域の失業者などを対象に環境分野でのフルタイム就業を目指す職業訓練のため、セント・ルイス・コミュニティ大学に19万2300ドルを助成すると発表した。
 同大学の環境修復・職業訓練プログラムは2000年からEPAの助成を受けており、これまでに修了生310人のうち75%以上が地域の需要の高い専門職(スーパーファンドサイト浄化、生態系回復、ブラウンフィールドアスベスト除去等)に就いた。5回目となる今回の助成では、新たに69人に職業訓練を提供し、環境分野で少なくとも55人のフルタイム就業を目指すという。
 EWDJT制度は、経済損失や廃棄物処理等の被害を受けた地域の失業者や不完全雇用者を対象に、環境汚染を減らし、地域の持続可能な将来への発展に貢献する職業への訓練・就職支援を目的としている。1998年の制度発足以来、EPAは同制度を通じて256件の助成(総額5400万ドル超)を実施しており、課程修了者は1万3800人を超え、そのうち1万人以上が環境分野に就職している。【アメリカ環境保護庁】

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