デンマークエネルギー庁ら、ラテンアメリカ・カリブ地域におけるエネルギー効率化のための融資を促進

エネルギー】 【掲載日】2015.05.27 【情報源】デンマーク／2015.05.11 発表

　デンマークエネルギー庁は、米州開発銀行と連携し、エネルギー効率化のための投資を促進する新たな取り組みをラテンアメリカ・カリブ地域全体に拡大すると発表した。これは、発展途上国におけるエネルギー効率化への融資を促すビジネスモデルとして構築されたもので、地元銀行の借入を容易にすることで、エネルギー効率化への投資の障害を取り除くことを目的としている。エネルギー効率化措置の最低削減額を保証する保険を導入し、貸手・投資家にとってのリスクを軽減しつつ、グリーン投資の基盤を築くという。既にメキシコで試験プロジェクトが実施されていたが、今回、「気候ファイナンスのためのグローバル・イノベーション・ラボ」等の支援を受け、ラテンアメリカ・カリブ地域の複数の国や部門を対象とした地域規模の枠組みに拡大することが決まった。デンマークエネルギー庁は、この新しい枠組みに最大4000万デンマーククローネ（600万米ドル）の拠出を予定しているという。【デンマークエネルギー庁】