一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 省資源に関する市民参加型の対話を連邦レベルで実施
環境一般】 【掲載日】2015.05.09 【情報源】ドイツ/2015.04.25 発表
ドイツ連邦環境省は、ドイツ資源効率プログラム「ProgRess」に関する市民参加型の対話の開始を公表した。「ProgRess」は、自然資源の持続可能な利用と関連する環境負担の削減を目指すもの。市民参加型の対話は連邦環境省が連邦環境庁と共に構想したもので、連邦レベルでは新しい取り組みとなる。夏までに国内5か所で市民参加型会議が開催され、平行してオンライン対話において、省資源に関する市民の立場や提案が議論される。会議には可能な限り多様な背景を持つ人々が参加できるよう、無作為に選出された60人の市民が参加する。市民は、意見を述べるだけでなく、発案し、最終的には専門家との議論も行う。結果は「市民勧告」としてまとめられ、「ProgRess」改正の際に考慮される。【ドイツ連邦環境省】