アメリカエネルギー省、「ベタービルディング・チャレンジ」でサンアントニオ地区を高く評価

エネルギー】 【掲載日】2015.04.28 【情報源】アメリカ／2015.04.15 発表

　アメリカエネルギー省（DOE）は、サンアントニオ地区における「ベタービルディング・チャレンジ」パートナー機関の成果を高く評価した。「ベタービルディング・チャレンジ」は、アメリカの建物のエネルギー効率を向上させ、2030年までに同国のエネルギー生産性を倍増させることを目的とした取組で、現在250以上の機関がDOEのパートナーとして20％の省エネを目指している。
　今回その成果が認められたのは、サンアントニオ住宅公団（SAHA）と百貨店メイシーズの2団体。SAHAは、集合住宅における高効率照明や中央給湯システムの導入、エネルギー効率に関する入居者向け教育プログラムの提供等によってエネルギー効率を改善し、2015年のエネルギーコストは10％の削減が見込まれている。メイシーズは、1100以上のアクセントライトをLED電球に交換した他、高効率クールルーフの設置、新型の超効率冷却装置の導入によりエネルギー使用を40％削減し、両団体とも目標達成へ向け順調に進んでいるという。【アメリカエネルギー省】