一般財団法人環境イノベーション情報機構
イギリス政府 自ら持続可能な開発に本腰
【エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2002.08.01 【情報源】イギリス/2002.07.25 発表
イギリス政府は、7月24日、「政府財産の持続可能な開発フレ―ムワ−ク(Framework for Sustainable Development on the Government Estate)」を公表した。このフレームワークは、全ての中央官庁及びその機関が環境影響を報告し、改善するためのベースとなるもの。政府財産や政府調達などについて、環境影響(エネルギー、水、廃棄物、生物多様性)及び社会的影響(被用者への影響、コミュニティへの影響)に関する目標等が盛り込まれる。今回は、まず先行して、政府財産について、横断的なコミットメントに加え、移動及び水利用に関する目標が設定された。具体的には、2006年までに政府財産の80%で環境マネジメント・システム(EMS)を導入する、官庁は2006年までに「移動」に伴うCO2排出を最低10%する、といった目標が掲げられている。
今後、来年にかけて、全体をカバーするようなものにしていく予定だ。【イギリス環境・食糧・地方事業省】