一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ データセンターへのエコラベル授与基準を厳格化

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2015.04.02 【情報源】ドイツ/2015.03.17 発表

 ドイツ連邦環境庁は、エコラベル審査委員会が、データセンターへのエコラベル「ブルーエンジェル」の授与基準を厳格化する決定を行ったことを公表した。これは、2014年、連邦環境庁が専門家と共に実施した基準の見直し結果に基づくもので、基本コンセプトには変更はないものの、新規に調達するパワー・ディストリビューション・ ユニット(PDU)やデータセンター内部のインフラのエネルギー効率に関する指標(EUE)の変更が定められている。さらに、ハロゲンフリーの冷却システムの導入を求めている。連邦環境庁のクラウツベルガー長官は、「データセンターにおける電力消費量は、ヨーロッパにおける情報・コミュニケーション技術に関連する電力消費の33%を占める。ブルーエンジェル授与基準の変更により、データセンターの運営費用は抑制され、資源や気候に配慮した運営が可能となる」とコメントした。連邦環境庁は、データセンターにおける新技術への投資は、平均2年で償却可能であるとしている。【ドイツ連邦環境庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース