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環境ニュース[海外]

イギリス、廃棄物犯罪(不法投棄)の執行当局の取締り権限強化へ

ごみ・リサイクル】 【掲載日】2015.03.17 【情報源】イギリス/2015.03.04 発表

イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、廃棄物犯罪(不法投棄)に関し、法執行当局(地方の廃棄物担当局および環境庁、ウェールズ自然資源庁)の取締りの権限を強化する規則の制定を進めている。新たな規則によると、廃棄物犯罪に関与していると疑われる車両に対し、法執行担当官が停止、捜索し、即座に押収する権限が与えられる。また、車両の押収が可能となる廃棄物犯罪の範囲を広げ、廃棄物の管理義務違反、違法な廃棄物処分場の操業、許可のない規制廃棄物の搬送などが含まれるという。
 イギリスでは2013〜2014年に、地域の当局が85万2000件の不法投棄を扱い、その除去に要したコストは4520万ポンドに上ると推定される。この新法案は廃棄物犯罪行動計画の重要な一歩であり、2014年に発表された廃棄物犯罪の刑罰強化の指針導入に続くもの。法案は2015年3月5日に議会に提出される。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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