持続可能な消費・生産センター、「スイッチ・アジア」プログラム機関誌を創刊

環境一般】 【掲載日】2015.03.09 【情報源】国連／2015.02.22 発表

　国連環境計画とヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所による「持続可能な消費・生産センター（CSCP）」は、「スイッチ・アジア」機関誌（2014/15冬号）を創刊した。「スイッチ・アジア」は、持続可能な消費と生産（SCP）を目指し、消費者や企業、支援団体等がより持続可能なパラダイムにスイッチ（切り替え）できるよう、欧州連合が資金を提供しCSCPが実施している助成プログラム。アジアの産業や消費の環境影響を減らしつつ、経済発展を促進して貧困を減らすことを目的に、アジア諸国でさまざまなプロジェクトへの助成を行っている。現在、47の「スイッチ・アジア」プロジェクトが進行中である。
　今回創刊された「スイッチ・アジア」誌は、プログラムで現在行われている活動を補足・記録するもので、個別プロジェクトやこれらを支援するネットワークファシリティの協力パートナー、金融関連専門家、欧州連合本部、アジアの中小企業（SME）等の最新記事を掲載している。アジアのグリーンSMEファイナンス全体の最新状況や、SWITCH-ASIAがどのようにSMEの資金調達の促進に関わっているかなどを示しているという。【持続可能な消費・生産センター】