一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 連邦環境庁がEMAS環境宣言を公表
【エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2015.03.09 【情報源】ドイツ/2015.02.13 発表
ドイツ連邦環境庁は、連邦環境庁関連施設15ヶ所における環境マネジメントシステムについて示したEMAS環境宣言を新しく公開した。連邦環境庁は、事業を通じた環境影響を長期的に削減するために、全関連施設においてEUのEMAS規則に基づいた厳格な環境マネジメントシステムを導入しており、エコ電力の調達、環境・資源に配慮した製品の調達、再生可能エネルギーの生産、出張や通勤における環境に配慮した移動などに取り組んでいる。連邦環境庁は、さらに、全行事を気候ニュートラルに実行すること、全エネルギー消費量を2017年までに3%削減すること、職員の70%の移動を公共交通機関、自転車、徒歩にすること、公用車のCO2排出量を2017年までに年間73トンを70トンにまで削減することなど厳格な目標を掲げている。ドイツ国内では、約1200組織が1900施設において、EMASに基づいた環境マネジメントを導入している。クロイツベルガー長官は、EMAS参加組織を今後数年間で増加させることを目指しており、2016年に予定されているEMAS規則の改正においてEMASをより魅力的にするために、欧州委員会に提案を行うとコメントした。【ドイツ連邦環境庁】