一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 地方政府の環境マネジメント・システムの活用をサポート
【エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2002.07.26 【情報源】アメリカ/2002.07.18 発表
EPAの水質保全局は、環境マネジメント・システム(Environmental Management Systems: EMS)地方資源センターとなる8つの組織を選定した。水担当副長官G. Tracy Mehan氏は、「これによって、地方のコミュニティは、排水をより効率的に処理し、納税者に対するコストを削減することができる。EMSは、地方の住民がより清浄で健康な環境を享受することができるよう支援する効果的な管理ツールである」と述べた。
既に企業は、汚染を削減し、人々の健康を保護するため、EMS管理ツールを用いているが、今回の措置により、地方政府も同じようにEMSを使うことができるようになる。
今回選ばれたEMS資源センターは、これまで環境面で質の高いサポートを行ってきた実績を持つ大学(フロリダ大学訓練・調査・環境職教育センターなど)または他の非営利組織(ゴミ・ゼロ同盟など)。
EPAは、地方機関がEMSツールを採用するのを助けるため、地球環境技術財団(the Global Environment And Technology Foundation)と協働する。また、各センターは、EMS情報の連邦オンライン情報センターを通じて、それぞれの活動に関する情報を共有する。【EPA】