一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、使用済み電子機器のリサイクルに貢献したメーカー・小売業者を発表

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2014.10.09 【情報源】アメリカ/2014.09.23 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、「持続可能な材料管理」(SMM)プログラムの「SMM電子機器チャレンジ」で、使用済み電子機器の管理に優れた取り組みを行った大手電子機器メーカーと小売店8社を表彰した。各社は、2013年、あわせて22万トン超(前年比7.6%増)の使用済み電子機器の埋立処分を回避し第三者認定リサイクル業者に送るなどの成果を上げた。
アメリカで発生する使用済み電子機器は年間約340万トンに達し、さらに増え続けている。これに対処するため、SMM電子機器チャレンジに参加する企業は従来型の事業方法を見直し、回収する使用済み電子機器の量を増やすこと、使用済み電子機器を第三者認定リサイクル業者に送ることを約束する。今回表彰された参加企業は、ベストバイ、デル、LGエレクトロニクス、パナソニック、サムスン、ソニー、スプリント、ステープルズの各社。EPAの固形廃棄物・緊急事態対応局(OSWER)のスタニスロス局長は「使用済み電子機器には、貴金属、銅、プラスチック等、貴重な資源が含まれている。廃棄電子機器を不適切に扱うと、地域住民や作業者の健康被害を起こすこともある。今回の使用済み電子機器の収集、追跡、リサイクルの取組は、こうした健康への懸念解消と材料の再利用、温室効果ガス削減へ大きな一歩となった」と述べた。【アメリカ環境保護庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース