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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、都市水域を再生・保護する地域プロジェクトに210万ドルを提供

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2014.08.04 【情報源】アメリカ/2014.07.17 発表

アメリカ環境保護庁(EPA)は、同庁の「都市水域」プログラムを通じ、都市水域を再生・保護し、地域の活性化を図る国内17州・プエルトリコの37団体に210万ドルの助成を行うと発表した。都市水域プログラムは、都市の水域と周辺の土地を改善し、活用しようとする地域の取組を支援する制度で、都市水域には、都市部の運河、河川湖沼、湿地、帯水層、河口、湾、海洋も含まれる。
 助成対象は、連邦機関が共同で進めている都市水域連邦パートナーシップで重点地域としている18地域で実施されるプロジェクトで、EPAはそれぞれ4万ドルから6万ドルを給付する。都市水域連邦パートナーシップは、連邦機関内の連携を強め、地域レベルの活性化の取組と協力することによって地域社会と水路との結びつきを見直そうとする取組で、13の連邦機関が参加している。
 助成プロジェクトは、次の3つのカテゴリーのいずれかに取り組み、環境正義を推進するものとされる。
・地域の緑化、グリーンインフラ
・地域社会(コミュニティ)と水質データ
・計画における水質とコミュニティ開発の統合
 都市の水域は、下水や路上流出水、放棄された産業廃棄物の汚染物質などによって長年汚染されている。健全で利用しやすい都市水域は、周辺地域の企業を育て、地域の経済、教育、レクリエーション・社会的機会にもつながる。地域社会を都市水域の結びつきの強化を通じ、EPAは地域社会の都市水域再生への参加と地域の向上を支援するとしている。【アメリカ環境保護庁】

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