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環境ニュース[海外]

ドイツ 地球環境変動学術諮問委員会が持続可能な開発目標に関する政策提言を公表

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2014.06.24 【情報源】ドイツ/2014.06.04 発表

 ドイツ連邦環境省は、地球環境変動学術諮問委員会(WBGU)が作成した持続可能な開発目標(SDGs)に関する政策提言を歓迎するコメントを公表した。地球環境変動学術諮問委員会は、持続可能な開発目標の策定では、経済発展と環境保護を共に考慮し、双方の対立の回避を求めた1992年の地球サミットの主軸メッセージに準拠することを提言している。2015年9月に開催される国連サミットにおいて、「ポスト2015年開発目標アジェンダ」が承認される。ミレニアム開発目標(MDGs)と国連持続可能な開発会議(Rio+20)の成果に基づき、現在、国際ワーキンググループが、ニューヨークの国連において、持続可能な開発目標の策定を行っている。地球環境変動学術諮問委員会は、持続可能な開発目標は、持続可能な開発の全ての要素を含み、地球環境の負担の限界を尊重することを求めている。さもなければ、貧困撲滅も不可能であるとしている。また、持続可能な開発目標に環境破壊からの防護を盛り込み、適切な目標を通じて環境破壊に対処する策について提言している。地球環境変動学術諮問委員会は、1992年のリオサミットを前に、連邦政府の独立した学術諮問機関として設立されたもので、連邦教育研究省と連邦環境省によって運営・財源が拠出されている。【ドイツ連邦環境省】

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