アメリカエネルギー省、サハラ以南への電力供給拡大のための新たな枠組みを開始

　アメリカエネルギー省は、オバマ大統領発表の「パワー・アフリカ」（十分な電力の利用ができないサハラ以南のアフリカの人々の電力供給を拡大する取組）のもと、アフリカで様々な小規模エネルギープロジェクトや、送電系統に接続しないオフグリッド・ソリューションを支援する新たな枠組み「Beyond the Grid」を開始する。この枠組みは、小規模発電にともなう制約の克服に必要な政策と規制の枠組みを構築するとともに、これまで小規模発電事業が利用できずにいた財政支援や技術支援へのアクセスを増やし効果的な政策環境も整える。さらに資金提供者と民間資本を一体化させる投資構造など新たな財政ツールを組み入れる。小規模エネルギープロジェクトを統合してリスク回避を図り、投資対象の新たな資産クラスとして活用できるようにするという。「Beyond the Grid」は、今後5年間、小規模・オフグリッド・ソリューションに10億ドル超の投資を約束している投資家や企業など27の民間部門と連携していく。【アメリカエネルギー省】

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プレスリリース

http://energy.gov/articles/power-africa-s-beyond-grid-increasing-access-through-small-scale-energy-solutions