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環境ニュース[海外]

EU ヨーロッパの水浴場の水質状況を報告

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2014.06.13 【情報源】EU/2014.05.27 発表

 欧州委員会は、欧州環境庁がまとめた年次報告書「2013年水浴場の水質」を公表した。これによると、ヨーロッパの水浴場の95%以上が最低限の水質基準を満たしていることが分かった。また、海岸沿いの水浴場の方が内陸地の水浴場よりも、高い品質を持つ水浴場の数がやや多いという。全水浴場において最も高い水質基準を記録したのは、キプロス、ルクセンブルク、マルタ、クロアチア、ギリシャとなっている。一方で、低い水質基準を記録したのは、エストニア、オランダ、ベルギー、フランス、スペイン、アイルランドとなっている。欧州環境庁は、毎年、EU加盟国とスイス、新たにアルバニアにおける約2万2000地点の水浴場の水質データを収集している。報告書の他にインタラクティブマップも公開しており、ここでは個々の水浴場における2013年の水質レベルが分かるようになっている。データは、地域の所轄官庁による春季と水浴シーズンにおけるサンプル回収に基づいており、水浴場の品質は4段階に分けられている。欧州委員会のポトチュニック環境委員は、「ヨーロッパの水浴場の水質が引き続き良い状態であることを喜ばしく思う。我々は、今後も、水浴場の水や飲料水、さらに水生生態系も含め、包括的に保護していかなければならない」とコメントした。【欧州委員会環境総局】

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