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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、水使用の重要性を軸に非在来型ガスフォーラムを開催

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.04.07 【情報源】その他/2014.03.25 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、非在来型ガスの生産時の水使用を主なテーマとする第2回「非在来型ガスフォーラム」をカナダのカルガリーで開催する。このフォーラムは、政策決定者が十分な情報のもとに最良の実施方法や規制を選択できるよう支援し、水資源を守りながら、非在来型ガスの生産拡大がもたらす経済・安全保障面などの利益の確保を目指すものである。今回は世界の官民機関の代表者ら100人超が会議に参加し、ガス生産時の水使用の最少化・水質汚濁防止の成功事例について知見を共有するという。
 非在来型ガスの生産においては大量の水が使用され、廃水処理や化学物質の漏出リスクとならび社会の大きな懸念事項となっている。IEAは2012年「世界エネルギー展望」の特別報告書でも、水資源の適切な管理をその中核に据えている。フォーラム初日の2014年3月25日には、水圧破砕法によるシェールガス開発の現場(モントニー地域)を査察し、2日目は規制や産業の観点から、非在来型ガス生産における水の役割・使用について議論、3日目はカナダの非在来型ガスに注目するという。【国際エネルギー機関

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