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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、世界のエネルギー貧困に関する最新情報を提供

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.03.20 【情報源】その他/2014.03.07 発表

 国連のイニシアチブ「すべての人のための持続可能なエネルギー」(SE4ALL)の10年が2014年から始まっていることから、国際エネルギー機関(IEA)は、世界のエネルギー貧困に関する最新のデータ、各国の取組、今後の予測等をふまえたコメントを発表した。SE4ALLでは、近代的なエネルギーの普及が貧困や健康、環境など様々な開発目標の達成に欠かせないとして、2030年までに全世界で近代的なエネルギーを普及させ、エネルギー効率と再生可能エネルギーを倍増するという目標を掲げている。
 最新のIEA「世界エネルギー展望」によると、2011年現在、世界人口の18%(約13億人)が電気を利用できず、その95%以上をサハラ以南のアフリカとアジア途上国が占めるという。特にサハラ以南のアフリカでは人口の3分の2以上が近代的なエネルギーを利用できず、普及が人口増加に追い付かない状況にある。また世界人口の38%がクリーンな調理器具を持たず、家庭用燃料として26億人が主に薪を、2〜3億人が石炭を使用。固形燃料使用による室内空気汚染で毎年350万人(屋外空気の汚染を含めると400万人)が死亡しているという。【国際エネルギー機関

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