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環境ニュース[海外]

気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)、代替燃料車普及への資金ツールを提案

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.01.10 【情報源】その他/2013.12.20 発表

 アメリカのシンクタンク、気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)は、代替燃料車(AFV)とその燃料補給インフラの普及を阻んでいる障壁を克服する資金的ツールを提案する報告書を発表した。電気自動車燃料電池車、天然ガス車(乗用車、トラック、バス)などのAFVは、大気質の改善、石油消費の削減、気候変動の原因となる温室効果ガス排出の削減などに有効だが、初期費用が高いことや、燃料補給手段が不十分であることが、市場拡大への障壁となっている。C2ESの報告書は、こうした障壁を乗り越え、民間投資を呼び起こす可能性のあるツールとして、
・リース:高い初期費用を回避しつつ政府のインセンティブが利用できる。
・パフォーマンス契約:AFVと燃料補給インフラの初期費用を、将来の使用・燃料コスト節減分で返済する。
・クリーンエネルギー銀行:官または半官の金融機関が、限られた公的資金を活用して民間資本を呼び込みAFVと燃料補給インフラ普及への投資へと向ける。
等を挙げている。
 C2ESは、「2013年のアメリカの電気自動車販売は、政府の取組やインセンティブの寄与もあって、2012年から倍増した。しかしさらに普及を図るには、民間投資の拡大が必要。これまで、再生可能エネルギー、エネルギー効率化のようなクリーンエネルギー技術分野において有効であった新資金ツールは、AFV普及にも役に立つ可能性がある」としている。【気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)】

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