国連環境計画、「すべての人のための持続可能エネルギー」実現への実施例を示す写真展を開催

【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2013.12.11 【情報源】国連／2013.11.26 発表

　国連環境計画（UNEP）は2013年11月26日、マグナム・フォト（Magnum Photo Agency）と共同で、国連「すべての人のための持続可能エネルギー（Sustainable Energy for All）」イニシアティブの目標達成に向けた取り組み事例を、3名の高名な写真家による写真エッセイの形式で紹介する写真展「We Have The Power: Efficient, Renewable, Affordable」をニューヨーク国連本部で開始した。
　今回は同写真展の第１回目。イニシアティブは3つの目標、（１）近代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスの確保、（２）世界全体のエネルギー効率の改善速度の倍増、（３）世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギー比率の倍増、を掲げており、地球の気温上昇幅を工業化前の２℃以下に抑えるには展示された実施例のさらなる拡大が必要とされる。持続可能な経済開発に資する効率的で安価な持続可能エネルギーの普及は不可能ではないことを示す写真展は、今後2024年まで世界各地で開催される予定である。【国連環境計画】