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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦内閣 大気保全のための新たな基準を承認

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2002.06.21 【情報源】ドイツ/2002.06.12 発表

 ドイツ連邦内閣は、6月12日、連邦環境大臣トリッティン氏が提出した大気における有害物質のイミシオン基準に関する政令の改正(連邦インミッション防止令)を承認した。「この改正により、我々の大気保全政策は、新しい段階に入った。環境保護、健康保護への大きな一歩となるだろう。我々は、都心や工業地帯地域の住民を発がん性物質から守る。規制は、工場施設だけでなく、交通分野にも適用される」とトリッティン氏は述べた。同令では、SO2、NO2、、COなどの有害物質に関する環境汚染基準を定め、移行期間(2005年あるいは2010年)の後、その基準値を超えるものを規制する。特に危険な物質に対する測定と監視も強化される。また、公衆に対する大気環境についての情報提供も改善される。この改正により、昨年設置されたEUの大気環境ガイドラインの国内法化が達成される。
 この改正令の施行には、さらに連邦議会の承認が必要である。【ドイツ連邦環境省】

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