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環境ニュース[海外]

欧州環境庁 水の従量料金制度が効率的使用を促すとする調査結果を公表

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2013.10.15 【情報源】EU/2013.09.27 発表

 欧州環境庁は、実施した調査「水料金設定によるコスト回収評価」に基づき、定額料金制度よりも従量料金制度が、水の効率的利用をより促進するとの結果を公表した。調査は、クロアチア、イングランドとウェールズ、フランス、ドイツ、オランダ、スコットランド、セルビア、スロベニア、スペインで実施されたもの。ヨーロッパの多くの地域は水ストレスに直面しており、経済的損失や生態系や人間への影響を回避するためにも、より効率的な水利用の促進が求められている。報告書では、水の効率的使用を促進し、浄化処理や輸送など水にかかる全ての費用を適切に反映させた価格設定を求めている。さらに、汚染や資源の枯渇など水利用に伴う環境・資源費用、水の浄化や洪水防止といった湿地が持つ機能をはじめとする生態系サービスも、水料金に内部化・考慮されるべきだとしている。【欧州環境庁】

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