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環境ニュース[海外]

オランダ国立公衆衛生環境研究所、飲料水保全の資料に関する中間報告書を公表

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2013.09.12 【情報源】オランダ/2013.08.29 発表

 オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は、飲料水の水質に関し作成された資料を検討した中間報告書を公表し、飲料水の水質評価は進展しているが、法(飲料水法や土壌保全法など)の規定が対立するリスクがあると指摘した。
 地方自治体や州政府、飲料水供給会社、水資源管理者は、飲料水の水質について現在と将来のリスクを評価し資料を作成している。これらの情報により、適切かつ適時な対策を講じることが可能になり、また対策が必要な場合、どの機関(自治体・州・国)が実施すべきかが明らかになる。一方、報告書は、法によって対立する規定があると、飲料水資源の保全について見解が分かれる可能性を指摘。さらに、地方の空間計画では環境保全政策が充分に根付いていないケースが多く、新たに空間計画を策定する際、飲料水資源の保護が軽視されかねないと指摘している。RIVMは、こうした評価は同国の飲料水に関する覚書に、または国のデータとしてEU水枠組み指令の下での河川流域管理計画に盛り込まれる可能性があるとしている。【オランダ国立公衆衛生環境研究所】

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