一般財団法人環境イノベーション情報機構
イギリスDIY部門、廃棄物削減への自主目標を達成
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2013.09.10 【情報源】イギリス/2013.08.27 発表
イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、同国DIY部門が自主目標を大きく上回る廃棄物削減を達成したと発表した。この目標は、DIY用品(住人自ら行う家の修繕や改良に使う製品等)の小売店や製造者が集まって自主協定(2009〜2012年)を結び、同部門の約束として設定したもの。この約束にはArgos、B&Q、Homebase等、大手の小売店も多く参加し、参加企業だけでイギリス全体の同部門の売り上げの半分近くを占めるという。約束の目標は、2012年末までに、埋立処分される廃棄物を50%、梱包材を15%(いずれも2007年比)削減することとし、そのための取組が行われてきた。2011年の中間報告で目標に向けた進展が報告されていたが、2013年8月の報告によると、埋立処分される廃棄物を83%、梱包材を25%削減し、目標を大きく上回る実績を上げた。梱包材削減の方法も、単一用途の梱包を再利用可能なものに代える方法や、キッチン用品のダンボール梱包を削減するLongspac製品などが各プロジェクトを通じ開発された。これらが評価され、それぞれ2011年パッケージング賞、サプライチェーン・ソリューション賞を受賞している。【イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)】