アメリカ環境保護庁、環境写真展「Documerica」を最終地で開催

【環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2013.07.18 【情報源】アメリカ／2013.07.02 発表

　アメリカ環境保護庁（EPA）とサンフランシスコ市公共図書館は、これまで全国各地を巡回し実施されたEPAの歴史的環境写真展「Documerica」を、最終展示地としてサンフランシスコ市のメインライブラリ（図書館）に設置したと発表した。この写真展は、EPA発足まもない1971年、アメリカ初の本格的環境写真展プロジェクトとして始まったものである。プロジェクトでは、当時のアメリカの環境と人間の状況を映した、2万2000枚以上の写真を集めた。40年後の2011年、プロジェクトはアメリカ国立公文書館の協力で復活した。EPAは、国民が「Documerica」活用に参加できるようにするため、2011年に「環境の状態」プロジェクトを開始した。EPAの募集に応え、環境状態がどのように変わったかを示す3000枚以上の写真がEPAに寄せられた。これら新旧の写真は、議会が定めた環境目標の達成に向けた過去40年間のアメリカの環境の向上を、国民の目に見える形で測ったものである。サンフランシスコの展示は、2013年10月まで開催される。【アメリカ環境保護庁】