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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、シェールガス水圧破砕の環境影響調査を検証する独立パネルを設置

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2013.04.08 【情報源】アメリカ/2013.03.25 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)の科学諮問委員会(SAB)は、シェールガス採掘で用いる水圧破砕の環境影響調査に関する専門機関を設置した。これは、「水圧破砕研究助言パネル」と呼ばれ、31人の専門家から構成される独立のグループで、水圧破砕が飲料水資源に及ぼす影響について、2014年にまとめられる予定となっている国の調査結果報告書草案を査読するほか、報告書作成の過程で、要請があれば科学的助言を行うという。水圧破砕の環境影響調査は、議会の求めに応えて2010年3月にEPAが実施を発表した。EPAは、アメリカのエネルギーにおいて重要な役割を担うようになったシェールガス開発の環境影響について、国民に開かれ、科学的に厳格な各種の取組を行っているが、このパネルもその一例だという。パネルメンバーは31人で、当初SABが絞りこんだ144人の候補者について意見公募を実施するとともに、査読に必要な専門知識や経験に加え、倫理上の審査等を経て決定された。【アメリカ環境保護庁】

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