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環境ニュース[海外]

イギリス、持続可能な農業のため新規参入者の拡大を検討

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2013.03.22 【情報源】イギリス/2013.03.07 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)が、オンライン市場調査会社YouGovの世論調査結果として伝えたところによると、「ブラックベリー」は何かとの問いに対し、16〜24才の若者の82%は、果物でなく携帯電話を思い浮かべた。またイギリス人の55%は過去10年間で一度も農場に行ったことがなく、働きたい職種として農業を選んだものは11%、教師や医師、弁護士は51%だったという。
 調査結果が発表された2013年3月7日、Defraのデービッド・ヒース農業担当大臣は、将来の職業として農業を考える際の問題について若者と話し合う会合に出席し、「人々の田園や農業との関与が非常に希薄になっており、田園が提供する機会を若者がつかめないでいる」と述べた。この会合は、農業への新規参入者が持つ課題を検討するために設置された「農業の未来」グループの活動として実施された。同グループは、同日、若者の就農に関する意見募集も開始した。
 イギリス政府は、環境を向上させつつ食料を増産する方法を模索しており、持続可能な食料システムを実現するため、農業が適正な数の熱意ある優秀な人材を集められるようにする必要があるとしている。【イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)】

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