ドイツ　第5回独日環境フォーラムを開催

【エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2013.01.29 【情報源】ドイツ／2013.01.15 発表

　ドイツ連邦環境省は、ベルリンにおける第5回独日環境フォーラムの開催を公表した。同フォーラムは、2007年以降、連邦環境省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によって共同で実施されているもの。今年は、未来のエネルギーネットワークに関するハイテク解決策が重点であり、特に、風力発電設備や太陽光発電設備から、住宅、電気自動車に至るまで、スマート・エネルギー・マネジメントがテーマとなる。プログラムでは、革新的対策や製品の他に、両国で実施されている多数の現在の実証プロジェクトの結果が紹介される。ハイネン・ヘッサー連邦環境省事務次官は、「ドイツと日本は、従来のエネルギー資源に乏しく、かつ高技術を持つ国である。我々は、気候保全と環境保護を非現実的なビジョンとは捉えておらず、エネルギーシステムの変換は経済と環境のチャンスであることを示したい。この2日間で両国の企業と研究者は、未来の市場における競争に重要な技術を示す。両国間の協働は、品質、信頼、効率に関して世界的な基準となり、戦略上の利益となるであろう」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】