一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

アメリカ、大気汚染物質と体調変化を測定する携帯型センサーの設計コンペで優秀者を発表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2012.11.29 【情報源】アメリカ/2012.11.15 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)とアメリカ国立衛生研究所(NIH)は、「My Air, My Health」(身の回りの大気と健康)の最終選考に残った優秀者を発表した。これは、健康データと大気質データを集約・統合する携帯型センサーの設計を促進するもので、国民の健康を守り、環境に関する情報を共有し利用しやすくすることを目的としている。応募者は、大気汚染物質と個人の身体的反応(心拍数や呼吸数など)の測定を組み合わせ、簡単に身に着けられる携帯型センサーの設計を提案。
 最終選考では、
1)呼吸機能やバイタルサインも測定可能な超微粒子センサー
2)一酸化炭素と微粒子物質への曝露と心拍数および血中酸素濃度を組み合わせる携帯用アプリケーション
3)大気汚染物質と関連する身体的反応を測定するスマートアスレチックウェア
4)統合モジュラー大気質センサーおよび健康に関する情報共有を推進するソフトウェア
の4組が選ばれた。実証後、2013年6月に最優秀者が発表され、10万ドルが授与されるという。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース