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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、低炭素エネルギーに関するワークショップを共催

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2012.11.14 【情報源】その他/2012.10.31 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、2012年10月22日から4日間にわたり、アジア開発銀行(ADB)と4つのワークショップを開催した。これは両機関の初の共同ワークショップで、ADBが主催し、マニラのADB本部で開催された。アジア15ヵ国から50名を超える官民の参加者が集まり、風力エネルギースマートグリッド(電力の需要と供給の均衡を保つために、その流れや使用量を監視し、管理するハイテクシステム)など、発電に関する技術革新の開発可能性や優良政策事例についての検討がなされた。
 このワークショップで、IEAとADBは、配電ネットワークにおけるスマートグリッド風力エネルギーに関するアジアでの「IEAハウツーガイド」イニシアティブを発表。スマートグリッドや炭素回収・貯留に関する最新の「エネルギー技術展望2012年版」で行った分析や、風力などの様々な電源の統合についての分析も紹介した。
 ADBのウム地域・持続的開発局副局長は、アジアの経済発展により低炭素エネルギーへの需要が高まっていることを強調し、国レベルでのロードマップ策定を支援するIEAの取組みを歓迎した。アジアでは再生可能エネルギー等の技術開発も盛んに進められており、ADBが寄与する部分だけでも、持続可能なエネルギーベンチャー事業に毎年20億ドル以上が投資されているという。【国際エネルギー機関

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