オランダ環境省・経済省　電力業界とCO2削減協定に合意

　オランダ住居・国土計画・環境省及び経済省は、電力会社とCO2の削減に関する協定を締結した。これにより、オランダの電力業界は、2008年から2012年の間に、CO2排出量を5.8メガトン削減することとなる。
　オランダは、2008年から2012年までの間に国全体で40メガトンのCO2を削減することとしているが、京都議定書の実行に当たって、電力業界の取組は中核を担うものとなる。具体的には、国内８カ所の石炭火力発電所でバイオマスをするとともに、発電事業者はエネルギー効率を国際的なレベルに保つため措置を講じる。なお、目標達成のためのインセンティブとして、政府も財政優遇策を講じる。【オランダ住宅・国土計画・環境省】（英語版）