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環境ニュース[海外]

EU ヨーロッパ共同騒音評価手法を開発

大気環境 騒音/振動】 【掲載日】2012.09.25 【情報源】EU/2012.09.14 発表

 欧州委員会は、共同研究センター(JRC)と共同で、ヨーロッパ共同騒音評価手法(CNOSSOS-EU)を開発したことを公表した。これは、道路交通、鉄道交通、航空交通、産業活動によって発生する騒音を、統一・対比可能な形式で集計・評価を可能にするもので、EU加盟国の専門家や欧州環境庁、欧州航空安全庁、世界保健機構(ヨーロッパ地域事務所)の参加により開発された。2002年に導入された環境騒音指令に従って、加盟国には、環境騒音による曝露量を算出し、戦略的な騒音地図と騒音削減のための行動計画の作成が求められている。しかし、2007年に作成されたEU全体としては最初のものとなる騒音地図では、加盟国間の評価方法やデータ収集、データの質にかなりの差が確認されていた。2017年に予定しているEU全体の騒音地図の作成のために、加盟国には、この新手法の利用開始が求められる。【欧州委員会環境総局】

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