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環境ニュース[海外]

イギリス、企業の持続可能性報告書のための新たな指針案を発表

エコビジネス 環境報告書】 【掲載日】2012.08.06 【情報源】イギリス/2012.07.25 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、企業の持続可能性を報告するための新たな指針を提案した。この指針には、企業活動が野生生物や自然のサービス(きれいな空気や水、木材など)へ及ぼす影響を、どのように測定し報告するかについての詳細な説明が初めて盛り込まれた。2012年6月のRio+20で、企業に対し、年次報告書にその持続可能性に関する情報を盛り込むよう促すことが国際的に合意されているが、この指針はその国際合意に基づくものである。この指針によって、企業は、その持続可能性の実績を国民や投資家に簡単に示すことできるとともに、それぞれのビジネスモデルにおいて、無駄が省ける部分を見極めることができる。また、投資家が大きな関心を寄せる、投資決定に関わる環境情報にも対応できる。Defraのテイラー政務次官は、「イギリスの企業は、事業全体の持続可能性と回復力の改善が、環境だけでなく、企業の利益にも有効であることを認識している。この新たな指針は、企業の持続可能性報告書の目的に向けた新たな一歩になる」と語った。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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