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環境ニュース[海外]

IPCC、気候変動に関する能力構築のため途上国の奨学生を募集

環境学習 カウンセラ/指導者】 【掲載日】2012.07.26 【情報源】その他/2012.07.12 発表

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、IPCC奨学金プログラムの第2回公募を開始したと発表した。IPCC奨学金プログラムは、途上国の若い科学者に、気候変動に関する研究を行う機会を提供することにより、途上国における気候変動への理解を深め、気候に関する管理能力を高めることを目的としている。2007年ノーベル平和賞から資金を受けて設立された。
 IPCCによると、申請できるのは途上国の国民で博士課程にある30歳までの大学院生等の条件があり、研究分野は、気候変動に関する社会経済的モデリング、気候変動の基礎科学、気候変動と水、のいずれかを行うこととしている。審査に当たっては、途上国のなかでも、後発開発途上国および小島嶼開発途上国出身者が特に優先されるという。IPCCは、奨学金として1年で最大2万ドルを支援し、条件を満たせばさらに1年の延長が認められるとしている。【気候変動に関する政府間パネル(IPCC)】

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