欧州委員会、アルプス地域を代替交通で横断するイベント「SuperAlp!6」を開催

　欧州委員会は、7月4日から11日、自動車の代替交通を用いてアルプス地域を横断するイベント「SuperAlp!6」を開催することを公表した。これは、ドイツ、フランス、ネパール、カナダ、ルーマニア、スイスなど、世界各国の新聞社や国際メディアのジャーナリストが、列車、バス、自転車、徒歩などの手段で、アルプス地域1500kmを横断するというもの。アルプス地域は、公共交通によって移動可能であることを広く伝えることを目指している。訪問先には、設立20周年を迎える環境保護プロジェクトのための財政措置「LIFEプログラム」によって、スロべニア、オーストリア、イタリア、フランス内で実施されている8つのプロジェクトが含まれている。1991年にアルプス周辺国8ヶ国とEUは、アルプス条約に署名し、アルプス地域の持続可能な発展とアルプス住民の利益の保護のために、積極的に協働を進めている。【欧州委員会環境総局】