観光のグリーンイノベーションをテーマに、OECD等がRio+20でサイドイベント

【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2012.07.05 【情報源】国連／2012.06.20 発表

　経済協力開発機構（OECD）、国連環境計画（UNEP）、国連世界観光機関（UNWTO）は、2012年6月19日、Rio+20の公式サイドイベントとして「観光におけるグリーンイノベーション」と題する会合を共同で開催した。
　この会合では、観光におけるグリーンイノベーションがもたらす利益、そのための産業や政策からのアプローチ、観光業の成長と競争力強化等について、主催機関や業界団体、国際機関、ブラジル政府等の専門家らによるプレゼンテーションと意見交換が行われた。発表者からは、現在はまだ、旅行者等の理解不足、中小企業の資金調達の難しさ、主要部門間の政策連携の不足など障壁は多いものの、観光業におけるグリーンイノベーションによって持続可能性を高めることで、利用者にとって有益で、企業や観光地の競争優位を守り、雇用創出や環境保護にもつながる観光・旅行業の在り方は可能だとの見解が示された。【経済協力開発機構（OECD）】