一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁とNASCAR、環境配慮設計(DfE)製品促進等で協力
【エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2012.06.04 【情報源】アメリカ/2012.05.21 発表
アメリカ環境庁(EPA)と全米自動車競走協会(NASCAR)は、環境に配慮した製品等の意識啓発のため、連携して取り組む覚書を交わしたと発表した。今後は、EPA認証による環境配慮設計(DfE)マーク製品の使用など、EPAが専門的な知識や具体策をNASCARに提供することになる。具体的には、NASCARが自動車レースで各種DfE製品を使用し、レース愛好家らにDfE製品を選ぶことが人々の健康と環境を保護する第一歩となることをアピールする。また、EPAの推進するE3(経済、エネルギー、環境)構想をNASCARが多数の関連企業に奨励し、生産性の向上、省エネ・省資源、環境負荷軽減を一体とした競争力強化を目指すという。これにより、米国の持続可能な経済成長にも貢献するとEPAは期待している。NASCARは、これまでも環境負荷の少ない燃料の採用やオイルのリサイクル等、環境配慮への努力を行っており、今回の覚書をその努力の一例と位置付け、この先もEPAとの協力を通じ環境と経済に役立つ取組を進めるとしている。【アメリカ環境保護庁】