スウェーデンエネルギー庁、「北欧エネルギー展望2012」開催へ

【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2012.02.16 【情報源】スウェーデン／2012.02.01 発表

　スウェーデンエネルギー庁は、2012年3月13〜15日、「北欧エネルギー展望」（Nordic Energy Outlook）の年次会議をイェーテボリで開催する。エネルギー庁では、この会議を北欧と世界各地を展望して重要なエネルギー問題を考える場とするため、エネルギー分野の関係者を含め多数の参加者を期待している。会議では、国際的重要性のある以下4分野を取り上げる。
　エネルギーと市場（電力・熱市場の発展、EU再生可能エネルギー指令の枠組みにおける協力メカニズム、スウェーデン・ノルウェー電力証書市場、マイクロ発電、ヨーロッパの水力発電等）、エネルギー消費の効率化（エネルギー効率指令、輸送、日本のエネルギー危機管理から学ぶ教訓等）、成長のための技術（世界の経済的視点からの成長、風力、クリーン開発メカニズムでの可能性、地域冷暖房、北欧およびヨーロッパでの海洋エネルギー等）、将来のエネルギー（原子力、日本の経験とその他の国のエネルギー戦略への影響、風力発電技術の研究開発、自動車技術の輸出、将来のバイオエネルギー、エネルギーシステムにおける気候リスク、NER300プロジェクト等）。
　隣接の「スピーカーズ・コーナー」では、誰でも事前登録と選考を経ればエネルギーに関するプレゼンテーションをする時間枠（15分）が与えられる。展示も行われ一般訪問者にも公開される。2011年の会議では、約2300人の参加者があったが、今年はさらに多くの参加者に集まってほしいとエネルギー庁は呼び掛けている。【スウェーデンエネルギー庁】