欧州委員会、持続可能な生産・消費の政策見直しのための意見募集開始

【ごみ･リサイクル その他(ごみ･リサイクル)】 【掲載日】2012.02.15 【情報源】EU／2012.02.01 発表

　欧州委員会は、現在実施中の「持続可能な消費と生産」（SCP）政策の見直しの一環として、SCPの活動に関する大規模な意見募集を開始した。募集期限は4月3日まで。2050年には世界人口は90億人に達し、世界の食糧、飼料、繊維の需要が70％増加すると予測されており、繁栄を継続するには、天然資源をより効率的に利用し、その長期にわたる持続可能性の確保を保証しなければならない。この成否の鍵を握るのが生産と消費のあり方である。そこでインターネットを通じ、次の主要4分野における欧州SCP政策の改善点について意見を求める。
・製品設計やリサイクル等に関する政策
・グリーン公共調達（公共機関に対し、環境に配慮した調達を促すこと）
・製品の環境パフォーマンス改善のための行動（製品の環境フットプリント―PEF）
・組織の環境パフォーマンス改善のための行動（組織の環境フットプリント―OEF）
　募集した意見は、年内に採用される予定の政策イニシアティブに組み込まれる。【欧州委員会】