一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 北太平洋地域 越境大気汚染に関する国際会議の合意文書を発表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】アメリカ/2000.10.05 発表
EPAは、10月5日、北太平洋地域における大気汚染物質(スモッグの原因物質、SO2、DDT、水銀及び放射性物質等)の越境移動問題に直面しているアメリカ、ロシア、中国、日本、カナダ及び韓国の科学者からの合意文書を発表した。今年7月には、大気汚染物質の太平洋横断移動に関する第1回目の国際会議がシアトルで開催され、これらの国々から100人以上の専門家が参加した。
同会議は、調査の必要性を認識し、個人及び組織のネットワーク化を推進することを目指している。会議の出席者は多くの主要分野において合意に達したが、同時に、知識のギャップ及び不確実性を認識し、長距離越境移動に関する共通の科学的理解を推進するため、「太平洋環境研究戦略("Pacific Environmental Research Strategy")」を共同で策定することを決定した。
合意文書は、http://www.epa.gov/oia の"International Environmental Policy Issues"の"Transboundary Transport-Documents"で見ることができる。【EPA】