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環境ニュース[海外]

ドイツ、国内企業における資源効率上昇を目指す情報提供キャンペーンを開始

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2011.11.21 【情報源】ドイツ/2011.11.07 発表

 ドイツ連邦環境省は、ドイツ技術者協会と共同で、情報キャンペーン「資源効率」を開始することを公表した。キャンペーンは、今後2年間実施され、ドイツ国内の企業に対し、資源効率への配慮による製造費用の削減や企業競争における利点について、情報提供を行う。キャンペーンは、ドイツ技術者協会資源効率センターによって実施され、連邦環境省が支援・助成を行う。レトゲン環境大臣は、「資源効率は持続可能な社会への鍵であり、競争社会において重要な利点をもたらす。雇用の確保、技術革新の促進、環境負担の軽減につながる」とコメントした。世界的に原料への需要が高まり、その価格は高騰している。そのため、資源の効率的な取扱いは、競争力のある製造費用を実現し、新しい市場への大きなチャンスを提供する。資源効率改善対策が持つ意味は、特に、中小企業において上昇している。ドイツ技術者協会の調査では、中小企業の約84%が、それぞれの業界における資源・エネルギー効率の削減ポテンシャルが使い尽くされていないと考えていることが分かっている。中小企業における、短期で実現可能な対策による資源効率ポテンシャルは、平均10%あると推測されている。【ドイツ連邦環境省】

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