一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、再生可能燃料4区分の2012年目標とバイオディーゼルの2013年目標量を提案

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2011.07.06 【情報源】アメリカ/2011.06.21 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、再生可能燃料基準(RFS2)として燃料4区分の2012年比率目標を提案した。アメリカの2007年エネルギー自給・安全保障法(EISA)は、再生可能燃料の使用目標量を毎年設定し、徐々に引き上げて2022年には総量360億ガロンとするよう求めている。これを達成するため、EPAは比率ベースの基準値を算出し、各精製業者や輸入業者らはこの値を基に、輸送用燃料として使用する再生可能燃料の最低量を決定する。
提案された2012年の目標量と基準値は以下のとおり。
バイオディーゼル(10億ガロン、0.91%)
・先進型バイオ燃料(20億ガロン、1.21%)
・セルロース系バイオ燃料(345万〜1290万ガロン、0.002〜0.010%)
・総再生可能燃料(152億ガロン、9.21%)
 セルロース系バイオ燃料の量は、市場入手性を考慮してEISAの目標値より下方修正されたが、全体的には2011年より増加している。また、2013年のバイオディーゼル使用義務量として、EPAは12億8000万ガロンを提案しており、運輸部門での再生可能燃料の使用拡大を引き続き支援していくという。 【アメリカ環境保護庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース