ドイツ、環境・スポーツ審議会委員を招集、スポーツと環境に関する多様なテーマについて審議を開始

【環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2011.06.29 【情報源】ドイツ／2011.06.15 発表

　ドイツ連邦環境省のハイネン−エッサー政務次官は、ボンで開催された環境・スポーツ審議会委員任命式に参加し、この審議会が連邦政府にとって重要な助言機関であるとするコメントを公表した。環境・スポーツ審議会は、連邦環境省によって運営されている組織であり、1994年以降、定期的に開催されている。審議会委員は、スポーツ団体、環境保護団体、経済団体、連邦週政府の代表など12名で構成されている。審議会の役割は次の通り。
●自然や景観に関連した余暇スポーツやスポーツ産業の傾向に関する新しい進展の観察
●自然や景観におけるスポーツ活動の影響の分析と評価と場合によっては適した支援の提唱
●自然や景観に配慮したスポーツ活動のための対策提言の作成
●これらの分野における連邦環境省への助言、必要な研究の調査、並びに最新の研究結果の評価
　また、審議会は、スポーツにおいて、環境保護や生物多様性の維持とその持続可能な利用について関心を高めるための重要なコミュニケーションプラットフォームとなる。審議会は、今政権期間、特に余暇におけるスポーツ活動に対する気候変動の影響やスポーツ、観光、健康の連携に関する問題に取り組む。【ドイツ連邦環境省】