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環境ニュース[海外]

イギリス政府 建設骨材の持続可能な供給を提案

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】イギリス/2000.10.23 発表

 イギリス政府は、10月23日、砂、砂利などの建設骨材(コンクリートやアスファルトの原料となる)について、持続可能な供給のあり方を提案するコンサルテーション・ペーパー(Planning for the Supply of Aggregates in England)を公表した。
 同ペーパーは、骨材採取の許認可の指針である1994年版「鉱物計画ガイダンス ノート6(Minerals Plannning Guidance Note 6)」の見直しを図るもの。
 同ペーパーでは、新たなアプローチとして、建設骨材について、新たに山や海から砂・土砂等を採取する代わりに、リサイクル資材を最大限利用していくという原則を提案している。また、重要な視点として、建設骨材の需要の積算、リサイクル資材からの供給及び新規採取からの供給の予測、計画プロセスの中における「持続可能性」の考慮の仕方、道路輸送の代わりに鉄道輸送や水運を利用する可能性、土地利用計画における戦略的環境評価(Strategic Environmental Appraisal)の活用、重要な景観・野生生物の生息地・遺跡の保護などが挙げられている。 
 イギリスでは、年間16500万トンの建設骨材が、陸地や沿岸から採取されている。建設骨材の供給は建物の建設に必要ではあるが、一方で、環境や地域住民に影響を与えているという。【イギリス環境・運輸・地域省】

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